概 要

都市に暮らす人でも
近郊の田園に自分の居場所を持つことができる。
訪ねるのではなく、通うところ。自分のものであって、みんなのもの。
そこはライフスタイルをココロとカラダと地球にやさしいものへと見直す場所。

スローライフの先進地域ヨーロッパでは、都市生活者が郊外の生活も楽しむことは、長い歴史があって定着しています。土いじり自体の楽しさに加え、食べること、集うことなど田園で過ごすことをトータルに楽しんでいて、うらやましい限りです。

車で30分、癒しとリフレッシュを実感できる田園の空間と体験

日本でも「食」や「農」への関心が高まり、自宅での野菜作りから市民農園へ進む人も出てきました。しかし、ただ畑がある市民農園は、スポーツで考えると運動場があるだけの状態です。

スポーツにはフィットネスクラブという存在があります。料金がかかっても、施設が整っていて、指導してくれるインストラクターがいて、仲間といっしょにがんばれるからと多くの人から支持されています。about_01
都市生活者が求めている市民農園には、フィットネスクラブのような利便性、快適性、楽しさが必要だと考えました。

 

名古屋市天白区に隣接する日進市赤池町の広大な農業振興地域、下田ビレッジはこの奇跡に残された水田地帯にあります。車で通うための駐車スペース40台分、トイレ、更衣室(含むシャワールーム、パウダースペース)、多目的スペース(休憩・講習・展示)のあるクラブハウスを設置。田園フロンティアパーク構想を打ち出している日進市の協力のもと、愛知県内では民間で初めて市民農園整備促進法の指定を受けたので実現できました。

さあ、あこがれをあこがれで終わらせることなく、日本でも田園を都市の暮らしに取り入れることを実現していきましょう。

環境の時代の新たなライフスタイル

2009年、日本におけて園芸をガーデニングへと転換するのに、重要な役割を果たした雑誌が足掛け20年目、通巻で100号になりました。
広く世界を見渡しても大量生産・大量消費・大量廃棄に邁進した20世紀型産業文明には行き詰まりが見られ、LOHASなどの新しい価値観が台頭してきています。
21世紀型環境文明へどのように移行していくか、社会的な取り組みとは別に、個々人で出来ることがあるはずです。スローライフの先進地であるヨーロッパでは、都市生活者が郊外の生活も楽しむことは、長い歴史があって定着しています。
あこがれをあこがれで終わらせることなく、環境の時代の新たなライフスタイルを打ち立てていきましょう。多忙な都市生活だからこそ、リフレッシュやヒーリングの機会が必要になります。
郊外田園クラブは身近に楽しめる田園を共有したいのです。

土いじりの「よろこび」

私たちは仕掛けられた流行に乗って多くのモノとコトを消費してきました。様々な非日常を経験することで、自分の幅を広げ、成長できたと思ってきました。でも、幸せかどうか、うれしいかどうかは、自分の心が決めることに気づいたのです。
買ったときが一番きれいで、後は劣化していくだけのモノはつまらない。特別なコトだけが楽しくても満たされない。何気ない日常を大切にして暮らしていきたい。たとえば、人生をもっと味わい深く、楽しくしてくれる菜園があったなら。ガーデニングエイジの土いじりとは、単なる生産の場としての畑を作るのではなく、鑑賞の魅力を備えた実と美を兼ね備えた菜園を持つことなのです。その人のセンスが反映された菜園には、オリジナルなよろこびが溢れています。

イギリスの裏庭のような「スペース」

日本では庭は眺めるものという伝統があり、実際に過ごす場所になっていない。さらに、戸建てあっても道路や隣家など周囲から丸見えになるので、庭でくつろいだり、そこで何かに熱中したりするのは難しい。一方、表から見えない部分は狭く、物置となってただ雑然としていることが珍しくない。利便性の高い都市部では庭のないマンション等の集合住宅への集積が進む一方です。
イギリスでは隣家と壁を共有するタウンハウスであっても、前庭は草花で飾られて家のファサードを形成、パブリックな性格を帯びるのに対して、高い塀に囲まれた裏庭はプライベートな空間で、暮らしを演出するために様々に利用できる戸外スペースとなっています。ガーデニングに親しみ、菜園にも挑戦したい人(家族)は、イギリスの裏庭のようなスペースを切実に求めています。昔の縁側や上がりかまちのような人通しのよいスペースを思い浮かべてください。

好みの縁で「つながる」

戦後日本人は終身雇用、年功序列の雇用慣行の中、職場共同体で生きてきました。趣味や好みさえも職場での評価と将来を考えて、ゴルフやカラオケといった具合に合わせてきたかもしれません。それが、高齢化社会の到来によって長い定年後を過ごすことになり、グローバル経済の進展によって会社人間だけでは幸福になれなくなりました。物財の豊かさから、自らの好みを満たす度合いへと個人の価値観が変わろうとしています。仕事上の人間関係を離れて、本当の自分の好みに合った同好の士とのつながりができたらと思っていませんか。田園が広がる郊外は思いの外近い場所にあります。そこには取り組むフィールドがあり、迎えてくれるガーデナーがいて、いっしょに励むメンバーがいて、集えて憩えるクラブハウスがあるのです。好みの縁をつながるコミュニティーの要素が全て揃っています。